これも日本橋で譲っていただいた、今から900年位前の、中国は金時代の鶴壁窯で作られた白釉の陰刻花紋盃です。 口辺に比して高台が3.5cmと小さく、高台の中だけが土見せとなっています。 口径が10cmを切る稀少なサイズで、深さもあり酒器として愉しめます。同手でこのサイズはめったにないと思います。 宋赤絵の花紋盃もこの時代のもので、器形もちょっと大きいだけで全く同じです。 かばくんは、過去に後絵の宋赤絵盃に引っ掛かって、頭に来て赤絵を全部落とし１万円である業者に譲った苦い経験があります。 その後東京美術倶楽部の催事で、その現物が3.5万でガラスケースで売られていました。 いろいろ失敗を経験して、人は成長するんです。(涙) (李朝の白磁角瓶とかトウフとかでもたしか失敗してたよね) うるさ～い！ 当時平本さんにいろいろ教えてもらい、今のかばくんがあるんです。 (そうなの？四年位前にも京橋で騙されてたけど) トホホ・・・・何も言えません。反省？ こちらの出品は本物です。 側面に引っ付きが観られるだけで、傷はありません。